葛飾区×タカラトミー×京成線　タイアップ企画による 『人生ゲーム発売55周年記念』地域活性化スタンプラリー

事例インタビュー

葛飾区では『人生ゲーム発売55周年』を記念し、タカラトミー、京成線とのタイアップ企画で街全体を人生ゲームのように楽しみながら参加賞や達成賞がもらえる地域回遊・活性化スタンプラリー『京成線デジタルスタンプラリー in 葛飾』が開催されました。区内の8駅と商店街を回遊し9個のスタンプをゲットするもので、約1,600名の方が参加、アンケートでも高評価をいただきました。
イベント終了後に、葛飾区役所のご担当者様へお話を伺いました。

■■どのようなイベントだったのでしょうか？■■
区内の京成線各駅及び青戸商店会連合会の参加店舗でスタンプを集めるイベントです。
4駅分のスタンプを集めると参加賞が、商店会参加店舗で最後の9個目のスタンプを集めると達成賞が、更にルーレットを回して「５」が出ると人生ゲームやプラレールが当たる応募用紙がもらえます。参加賞・達成賞には、人生ゲームで実際に使用できるオリジナル紙幣を用意しました。

■■企画の背景、ターゲットについて教えて下さい■■
今年度、地元企業タカラトミーの『人生ゲーム』が発売55周年を迎えることもあり、タカラトミー、京成電鉄、区の３者で様々な企画を検討している中で、スタンプラリーイベントが候補にあがりました。
今回のイベントのターゲットは、お子様はもちろんですが、鉄道ファンの方や小さいころから人生ゲームで遊ばれてきた大人の方もターゲットとしていました。

■■どのような体制で実施しましたか？■■
区が主体ではありますが、タカラトミー様、京成電鉄様には豪華景品の提供や企画・実施段階で様々な協力をしていただきました。

■■どのような告知をされましたか？効果を感じられている施策はありますか？■■
アンケートの結果では、本イベントを知ったきっかけとして、学校配布チラシと回答された方が37.4％という結果となりました。
次に多かったのは、電車中吊り広告・駅貼りポスターで30％となっています。その次が『広報かつしか』で14.9％という結果でした。
これまでの経験上、お子様をターゲットとしたイベントでは、学校へのチラシ配布はある程度効果が見込めると感じています。
電車中吊り広告・駅貼りポスターに関しては、今回は協働事業であったため、京成電鉄様にご協力をいただき実現しました。効果の高さを感じています。

■■イベントについて参加店舗や参加者の反応はいかがでしたか？■■
参加店舗からは
「家族連れの来店が多く、盛り上がる。」
「再来店に加えて、新規の顧客獲得が見込める。消費活動の促進、街の活性化を推進するイベントは積極的に取り組んでいきたい。」
「お客様とコミュニケーションが取れる機会になる。」
というお声をいただきました。

参加者からはアンケートにて、
「普段は行かない駅に行って、駅でのスタンプがその場所のシンボルというのも良かったです！子どもと一緒に各地を観光でき楽しかったです。」
「初めて京成線を使いました。スタンプラリーを通して柴又観光したり、立石の行列の出来るモツ焼き屋さんを見つけたり楽しめました。」
「画像認識で行うスタンプラリーは初めてだったのですが、とても楽しかったです。コロナ禍でも接触等、気にならないのも良かったです！また、このような企画があれば是非、参加したいです。」
などのお声をいただいています。

■■リコーのスタンプラリーを知ったきっかけは何ですか？■■
職場内で何か良いツールがないか相談をしていた際に、以前リコージャパン様から提案を受けていた他課から教えてもらいました。

■■画像認識アプリの形式を採用された決め手はありますか？■■
ブラウザよりもアプリの方が、お子様でも分かりやすいのではないかと
思ったのが決め手です。また、QRコードでは味気なく、お子様にとっても楽しさが半減してしまうと思い、画像認識の形式にしました。

■■実際にリコーのスタンプラリーを使用してみて、よかった点、課題についてお聞かせください■■
人生ゲームの世界観が表現でき、参加者にも楽しんでいただける内容になりました。
アフターコロナにおいて非接触かつ、紙媒体をデジタル化していく社会の流れがあり、このスタンプラリーは、時代に即していると思いました。
また、パッケージ化されていて、こちら側が何を準備すれば良いのか明確になっていることが良かったです。全体を通して、レスポンスが早く大変助かりました。
曜日ごとや、日毎の参加者数等、全てデータ化しご報告いただけたため、検証がし易く、今後の施策に活かすことができます。その点が大変有難く存じます。
課題としては、スタンプ撮影時にガイド・ナビゲーションを入れることができないかという内部意見がありました。

■■共同主催社様（タカラトミー様、京成電鉄様）から、リコーのスタンプラリーについて何かお声をいただいていましたら教えてください。■■
共同主催社様からはこのようなお声をいただいています。
「参加者様の動向が数値で正確に追えることがとても良い。」（タカラトミー様）
「参加者様から紙媒体のスタンプラリーより便利だというご意見があった。」（京成電鉄様）

■■今後も採用をご検討いただけますでしょうか？■■
機会があればまたぜひお願いしたいです。

※人生ゲームは株式会社タカラトミーの登録商標です。
※その他の会社名および製品名、ロゴマークは各社の商号、商標または登録商標です。