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霧島温泉郷52か所をめぐる
きりしまゆ旅スタンプラリー
霧島市観光協会様主催。市内52カ所の温泉施設をめぐるスタンプラリー
九州を代表する温泉である霧島温泉郷では、年間を通じて、市内温泉施設52か所をめぐるスタンプラリーが行われています。
スタンプ獲得数により幕内から横綱までランク認定され、それぞれ認定証(電子交付)と素敵なプレゼントがもらえるという企画で、多くのリピーターの方にも楽しんでいただいています。
今年で3年目を迎えるスタンプラリーについて、霧島市観光協会のご担当者様に伺いました。
■■以前は紙台紙を使ってスタンプラリーを実施されていました。デジタルに切り替えたきっかけは何でしたか?■■
1つ目に「スタンプの管理」の問題がありました。
参加いただいている施設が60か所前後と多いので、お渡しているスタンプを紛失してしまうということがよく起こったんですね。その都度作ると経費もかかり大変でした。
2つ目に対象施設もパートさんのシフトで回されいるので、お客様にスタンプを押してくださいと言われても、よくわからないということがしばしばありました。周知できていないことで、トラブルも起きていました。
3つ目にスタンプ台紙や認定証を大事にされている参加者が多いのですが、対象施設のスタッフが押したスタンプが斜めになっていたり、かすれたりしていると、お怒りになるということもありました。
そういう不具合を解消したいという要望を受けて、検討してきました。その結果、デジタルでやってみようという話になりました。
■■温泉施設の評判はいかがでしょうか?■■
施設側からの問い合わせがなくなりましたね。参加者にスマホで撮影するための用紙を出すだけですので。その用紙を紛失されたとしても再発行は簡単にできます。
参加者への救済措置(万が一スタンプ取得できなくても回復できる)を事務局で持っていますので、施設側の負担はそれほどでもなくなりました。デジタル化で楽になったと思います。
■■ゆ旅に参加されているお客様から、紙の方がよかったなどのお声などは、届いていますか?■■
いえ、それはありません。
通信状態が悪いなどで、スタンプが取れなかったということはありますが、案内所の窓口に来ていただければ救済措置で取得しなおすことができるようになっていますし、大きな問題はありません。
■■事務局の運営面では、デジタルに切り替えてよくなった点はありますか?■■
以前は紙台帳で照合してから認定していましたので、スタンプの数が多くなればその分時間もかかっていましたが、それがなくなりましたので、負担がとても軽減されました。
■■きりしまゆ旅は番付の企画などスタンプラリーをカスタマイズいたしましたが、全体として満足いただける仕上がりでしたか?追加したい機能がありましたら、教えてください。■■
機能自体は問題ありません。
ただ、使用するアプリがゆ旅の専用アプリではなく、お客様にはわかりにくい。
そのため、スタンプを取ってみないと、ゆ旅の画面が表示されないので、説明を求められることがあります。
中身は変えずに、表面上はゆ旅のアプリだというようになればわかりやすいだろうと思います。
■■準備期間中や開催中の弊社のサポートはいかでしょうか?■■
迅速に手厚くサポートいただいています。
ログの分析に関しても、こうしたほうがいいんじゃないですかという提案をいただき、ありがたいと思っています。
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主催
霧島市観光協会
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開催場所
鹿児島県霧島市内温泉施設52か所
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開催期間
2020.11.26 - 継続中
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